はじめましてのあいさつを

初めて手に取る作者は、私にとって名刺交換みたいで。
どんな人なんだろうと期待と疑いの目で読んでしまう。
去年に引き続き私の中で新海ワールドが根強く響いていて、やっと彼の2作品を読み終えた。

私が感じた彼の印象は、あぁーこの人は小説家には向いてないな、完全にクリエーターだ笑と。
彼は何度も何度も、主人公たちの気持ちを正確な言葉で表現しようとする。
小説の良さである‘そこはご想像にお任せ’ってのがないので小説としてはつまらない。
だけど彼は言葉の弱さを知っている。
たとえば好きだとか、会いたいとか感情。
言葉にしてしまうとなんとも短く、完結した言葉でまとめられてしまう。
彼は、それを嫌うかのように弱く届いてしまう感情を何ページもくどいくらいに同じセリフを書く。
誰でも分かるように。

そんな彼の磨かれていない原石のような本を読み。
彼はこれからどういう世界観で勝負していくのか?
頭の中にまだ眠るアイディアはあるのか…
疑問と期待をもったのであった。
なんかちょっと書きすぎたな。
つまり、ドキドキが止まらないということですな!

あっ話し変わるけど恩田陸さんの受賞嬉しいな!